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ストレスと栄養

生体にストレスが加わると、身体にさまざまな変化が現れます。
栄養素への反応も例外ではありません。
ストレスが加わると、カテコールアミンやコルチゾールが分泌され、タンパク質代謝が変化し、窒素出納は負に傾きます。
体タンパク、特に筋タンパクは酸化・分解され、エネルギー源としても利用されます。
したがって、良質なタンパク質を増加させることが重要です。

ストレスは糖質の消費を増大させると言われています。

また、適度な運動をし、筋タンパクを増加させることも重要になります。
一般に示されているタンパク質の必要摂取量は日常のストレスの負荷は加味されていません。
個人レベルでストレスに応じたタンパク質摂取量を考慮することが必要です。
また、ストレスは糖質の消費を増大させると言われています。
グルコースは脳のエネルギー源となるため、十分量摂取する必要があります。
ストレスによってカテコールアミンの分泌が増加すると、脂肪組織から脂肪酸とグリセロールが動員され、血中の遊離脂肪酸が増加します。
遊離脂肪酸の動員や利用促進にはカルニチンが必要です。
カルニチンは動物性食品に多く含まれます。
また、体内でリジンからも生合成されます。

一般にストレス時にはビタミンB2の必要量は増加する傾向にあります。

ストレス時には副腎皮質においてコルチゾール合成にビタミンCが消費されます。
また、ノルアドレナリン合成に関与するドーパミン‐β‐ヒドロキシラーゼはその補助因子としてビタミンCを必要とするため、食事から十分量摂取する必要があります。
ビタミンB1は糖代謝に必要な補酵素です。
ビタミンB2の尿中排泄量は急性の飢餓や外傷により増加します。
一般にストレス時にはビタミンB2の必要量は増加する傾向にあります。
ビタミンEは、過酸化脂質の除去、血管障害を改善する働きがありストレス耐性を高めます。
カルシウム、マグネシウムは自律神経を安定させる作用があります、
ストレスにより尿中カルシウム、マグネシウムの排泄量が増加します。
亜鉛は糖代謝に関与するインスリン合成に必要であり、あた、亜鉛欠乏によりストレス耐性が低下します。
銅は、カテコールアミン生合成の補酵素として必要です。
ストレスが長時間続くときにはこれらのミネラルを十分量摂取する必要があります。

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