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「ネギを食べると頭が良くなる」は本当か

「ネギを食べると頭が良くなる」
昔からよく言われる言葉です。
昔の人たちがどういう根拠でそう言ったのかは分かりませんが、まるっきり迷信というわけでもありません。
ネギの親戚ともいえる同じユリ科のタマネギには、記憶障害を改善する成分が含まれることが分かっています。
それらはトリスルフィドと総称される硫黄原子をふくむ成分でタマネギの香りづけに関わっています。
これらの成分をマウスに与えると記憶力の改善がみられることが確認されています。

記憶力向上に貢献するのは、トリスルフィドの1つであるジプロピルトリスルフィドである。

この記憶力向上に貢献するのは、トリスルフィドの1つであるジプロピルトリスルフィドであるとされています。
このジプロトリスルフィドは、記憶に大きく関係する海馬に影響を与えます。
海馬は脳の奥深くに存在し、数秒間だけ保持される短期記憶に関係します。
長期的な記憶は短期記憶の反復により獲得されると言われています。
記憶が上手くいかない原因の1つとして、この海馬の神経細胞が過酸化を受けた結果、記憶の処理に関する作業がうまくできないことであろうと考えられています。
記憶障害をもつマウスでは、細胞の構成成分であるリン脂質が過酸化していることが分かっていますが、タマネギのジプロピルトリスルフィドを数日間連続して与えると、海馬の過酸化が明らかに抑制されることが分かりました。

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