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足元から見る姿勢

姿勢を良くしようとするとき、だいたいの人が肩甲骨を寄せて胸を張って体を伸ばそうとします。
はたしてそのようにして作った姿勢が本当に良い姿勢なのでしょうか?
このようにして作られた姿勢を続けていると、肩が凝ってしまったり、背中が張ってきたり、呼吸が苦しくなったりして、結局その姿勢を長く続けることはできなくなり、元の姿勢に逆戻りしてしまう。
やはり無理のある姿勢と言えるでしょう。

背筋がすっと伸びた姿勢はきれいに見えるかも知れませんが、実は背筋を伸ばすことよりも自分の体重を足の裏全体にしっかり乗せて立つことの方が、継続してきれいな姿勢をとる為には重要です。
足先が向いている方向、外反母趾や足指の曲がり具合、土踏まずの位置、足の骨(足根骨)とかかとの骨(踵骨)、すねの骨(脛骨)を結ぶ距骨の位置、脛骨の位置などをチェックしていく必要があります。

外反母趾の人は、距骨が内側に倒れ、土踏まずが低くなっている人が多く、それに伴い脛骨が内旋していて膝関節の外側に圧迫がかかっていますし、足指の関節が曲がっている人は、前側(つま先)重心になっていて、ふくらはぎの張りが強い人が多いです。
また、距骨が内側に倒れこんでいる人は足裏全体で重心を支える感覚が薄いので太もも前の緊張が高かったり、お尻力が入りづらい人が多く、距骨が内側に倒れこんでいるために脛骨が内旋している場合は、つま先が外を向き地面を効率よく蹴ることができなくペタペタ歩きになることもあります。

これらの状態は、足とかかとと脛の骨をつなぐ距骨の位置を整えることで、足元の安定をつくり、正しい姿勢へと繋がります。
私たち人間の体には神経システムが張り巡らされています。
足部は特に土台となる部分です。
この足の関節位置が乱れ、関節の関係性が不安定になると、体は本来の正しい姿勢や動きを発揮することはできなくなります。
よい姿勢でいるため、効率の良い動きの為にも、関節特に足の関節・足裏の状態に意識を向けることが大切ではないでしょうか。

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