PICK UP!

ローカーボ+高タンパクダイエット

「ダイエットしたい!」という女性には多いですが、そんな方には必要不可欠な食事の調整と運動。
ですが、実際にお客さんと話していると、体重は減らしたいけど筋力はつけたくないという方が多いのが実際です。
しかしながら、普段からあまり運動しないトレーニング初心者は簡単に筋肉が増えてしまうため、ウェイトトレーニングによって筋肉量が増えると、体脂肪は減っても体重はあまり変わらないということがよく起こってしまいます。

炭水化物を減らしその上でウエイトトレーニングを行っていくことは体脂肪を燃焼させるのに効果的!

このようなケースの場合、運動メニューではなく食事メニューを考えていく必要があります。
筋肉はなるべく増やさず体脂肪だけ落としたいという場合はローカーボ・ダイエット、いわゆる糖質控えめなダイエットがオススメされています。

ある研究では、肥満女性(BMI 25以上)を対象にした研究で、「好きなだけ食べていいが、炭水化物は控える」という食生活とともに、週2回のウェイトトレーニングを行わせた研究があり、この研究では10週間後、平均で5.6kgの体重が減少したと報告しています。そして評価すべきはその体重減少の内訳は全てが体脂肪であり、筋肉量の増加も減少もなかったことです。
この実験では被験者にはケトン体試験紙が渡され、最初は一日のカーボ摂取量を20gに抑え、ケトーシスになっていることを確認しつつ、徐々にカーボ摂取量を増やしていったそうです。
また比較実験として食事を変えず、ウェイトトレーニングだけ行った実験では体脂肪量は変化せず、除脂肪体重が平均1.6kg増えた、つまり筋量が増大したと報告しています。
このように考えると、少し炭水化物を減らしその上でウエイトトレーニングを行っていくことは体脂肪を燃焼させるのに効果的であるということを示すものになっています。

ローカーボ+高タンパク摂取は、筋肉を増やし過ぎずにキープし、体重を落としたいという方には非常におすすめ!

別な研究では、肥満女性を対象に16週間に渡り、脂質摂取量を同じにして「高炭水化物+普通量のタンパク質」にした場合と、「控えめの炭水化物+高タンパク質」にした研究もあります。
普通量のタンパク質というのは「体重1kgあたり0.8g」、一方、高タンパク食というのは、その2倍つまり「体重1kgあたり、1.6g」で実験したもの。
実験の結果としては、高炭水化物群は平均で5.5kgの体脂肪減少だったのに対し、高タンパク群は平均で8.8kgの体脂肪減少と報告されています。
またこの実験で特筆すべきところは、高タンパク質摂取群は善玉コレステロールの増加や中性脂肪の減少が顕著に起こったとも報告しています。
この実験ではさらに高炭水化物のほうは除脂肪体重が平均1.0kg減っているのに対し、高タンパクのほうは平均0.4kgの減少に留まっていて、筋量の減少も最小限におさえられていることも評価すべきポイントになり、つまり炭水化物を控えめにして、タンパク質を十分に摂取することにより筋肉をキープすることができたということを示唆するデータになっています。

ローカーボ+高タンパク摂取という方法論は、筋肉を増やし過ぎずにキープし、体重を落としたいという方には非常におすすめできる食事法になるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 「吸収」「分布」「代謝」

  2. 肥満と恒常性

  3. 貯蔵エネルギー源としての脂肪

  4. 楽して体を変えられるか

  5. スイーツの食べ過ぎが及ぼす体への影響

  6. 「むくみ」について考える

  7. 美学的姿勢とは

  8. 睡眠不足と自律神経の関係

  9. 食べすぎない食事の仕方

最近の記事

PAGE TOP