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オープンシザーズという不良姿勢

「姿勢が悪いんです」
「猫背を治したいんです」
「でっじりがイヤなんです」
フィジオにも姿勢の悩みを持ってトレーニングに来られる方がたくさんおられますが、「オープンシザーズ」とよばれる不良姿勢があるのをご存知ですか?

オープンシザーズとは

常に「胸郭の上方位に(吸気ポジション)、骨盤の前傾位」で、これにより横隔膜の働く方向が前方に移動し、効率的に上部からの圧力を加えることができなくなりIAP(腹腔内圧)が維持できなくなってしまい、矢状面での安定性が損なわれてしまう姿勢です。
このような胸郭と骨盤のポジションを「オープンシザーズ」とよんでいます。
簡単にいうと肋骨が前にとび出ているような姿勢で、このような姿勢の方をたびたび目にします。

矢状面での安定の重要性

人は、生後3ヶ月頃にIAP(腹腔内圧)を維持することにより、最初に矢状面の安定性を獲得するといわれいます。
この矢状面での安定性は全ての動作が起こる前に必要不可欠な機能で、安全で効率的に体を動かすためになくてはなりません。
この機能をフィードフォワード機能といい、動作時他の筋肉の収縮に先立って腹横筋が収縮を起こし脊柱を安定させる働きがあります。
このフィードフォワード機能が適切に働くためにも、胸郭のポジションはとても大切です。
オープンシザーズのようなポジションにあれば、フィードフォワード機能が適切に働かないということになります。
スポーツをする上での効率的な動きが可能になる、怪我をしにくくなる為には必ず働いて欲しい機能ですし、腰痛の方はフィードフォワード機能の低下で適切な腰椎骨盤帯の安定ができないいわれます。
スポーツをするしないに関わらず、健康に生活する為には必要な機能になります。

あなたの胸郭と骨盤帯は平行ですか?
それとも開いたはさみのような形をしていませんか?
一度鏡でチェックしてみてはいかがでしょうか。

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