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朝食、昼食、夜食を考える

起床時は、前日の夕食からかなりの時間が経ち、肝臓の貯蔵型エネルギー源であるグリコーゲンが枯渇した状態にあります。
この状態での朝食の欠食は、脳の唯一のエネルギー源であるグルコースが不足して判断力や意欲が低下することになってしまいます。

朝食は脳に「朝がきた」という信号を送り、日周リズムを正常に可動するスイッチの役割を果している。

朝食は、体温上昇を促し身体活動に必要な栄養量を供給します。
そして、脳に「朝がきた」という信号を送り、日周リズムを正常に可動するスイッチの役割を果しているのです。
つまり、生体リズムを整えベストコンディションを生み出す基本は、バランスのある朝食を規則正しくきちんと食べることになります。
朝食には、速やかにエネルギー源となる糖質と昼食までエネルギーを持続させるための脂質が不可欠です。
糖質の多いパンやごはんに、卵や牛 乳・肉・魚に豊富なタンパク質、サラダや果物に多いビタミンとミネラルが十分であればコンディションづくりに最適なバランス食になるといえます。
朝食で摂取したエネルギーは、午前中の活動エネルギーとしてほぼ使い果たされることになります。

摂取した栄養物の消化吸収時間を考慮すると、4 ~ 5時間前の昼食の食事内容が重要なカギとなる。

そこで昼食は午後の活動源として重要な食事となります。
また、夕方の激しいトレーニングは成長ホルモンの分泌を促進します。
成長ホルモンの効果を高めるためには体づくりの材料となるタンパク質など栄養素を豊富に含んだ昼食を摂ることが重要になります。
その理由は食事から摂取した栄養物の消化吸収時間を考慮すると、4 ~ 5時間前の昼食の食事内容が重要なカギを握っているからです。
エネルギー不足の状態で活動を続けると、体タンパク質の分解が促進し、筋力や集中力の低下、疲労の原因となってしまいます。
体力維持・向上に良質なタンパク質やビタミン類が必要で、ご飯などの主食と肉や魚の主菜、野菜の副菜を組み合わせるとよいと考えられます。

なるべく早い時間帯に夕食を済ませることが体力回復だけでなく肥満やメタボリックシンドロームの予防にも効果的。

夜間の活動や現代社会の夜型化によって夕食の時刻が遅くなると、同じ食事を食べても栄養物の代謝・利用に差が生じることになります。
1日摂取量の3分の1に相当する量を通常より遅い時刻にラットに摂取させると、摂食に伴う筋肉グリコーゲンの増加が抑制されるというデータがあります。
さらに、血中の中性脂肪は遅い時刻に摂取するとすべての時間帯において高値を示す事もわかっています。
同じ食事内容でも遅い時間帯の夜食では、摂取した栄養物が筋肉グリコーゲンの合成に利用されず、脂肪合成に移行しやすいと考えられているのです。
夕方の活動後、なるべく早い時間帯に夕食を済ませることが体力回復だけでなく肥満やメタボリックシンドロームの予防にも効果的なのです。

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